「木曽悠久の森」にかかわる大住・吉田両氏の意見交換
塾長の山本福壽です。 令和6年9月19日に開催された大住克博先生(鳥...
塾長の山本福壽です。 令和6年9月19日に開催された大住克博先生(鳥...
はじめに 平成30年2月13日、「智頭の林業景観」が国の「重要文化的...
智頭町芦津地区の天然林内に生育していた日本最大級のオヒョウは、2023年8月15日に来襲した台風の影響でついに倒壊。単独で9月10日にオヒョウを調査しました。
このような巨大なオヒョウは個体数の多い北海道にも見当たらず、これまで最大とされたのは新潟県の直径1.4mの個体であった。つまり、芦津のオヒョウの巨木は、日本の最大個体といえるかもしれません。
山の森林にはたくさんの植物や動物が生きています。また海にはまったくちがった植物があり、カニやサザエが動きまわり、多くの魚やクジラが泳いでいます。このように山と海とは別の世界のようです。しかし山と海とは、川の水の流れで、しっかりとつながっているのです。
今回から、このコラムでは子供たち(小学生)が読んでくれることを意識して、森林や樹木の初心者向けの解説記事を何回か書くことにしました。タイトルは「森と林と木と山の話」です。
2021年2月に、鳥取県により「とっとり森林・林業振興ビジョン(案)」が公開され、一般の意見を求める旨の案内がありました。そこで以下のような私見を県に送りました。県がどのように反応されるかわかりませんが、結果を楽しみにしているところです。
智頭町のアルピニスト、加藤修さんのご案内で芦津のブナ林を探訪したあと、芦津渓谷の本流から枝分かれした細い渓流を下ってきたそのときでした。突然眼前に、トチノキなど他の大木を圧する広葉樹が目に飛び込んできたのです。
智頭林業の勃興期である明治時代以降、天然林から採取した種子や挿し穂が苗木の生産に用いられ、地域品種の「沖ノ山杉」として育成されてきましたが、今もなお、その母樹が生き残っています。
ザゼンソウは智頭町内にも分布しているのが知られています。そこでさっそく、3月27日に智頭の山林内を歩き回り、ある場所でちょうど満開(?)の花の写真を撮ることができました。