8/4〜2/16 プレ講座・全6回オンライン講座「森林と樹木のサイエンスシリーズ 第3期」

オンライン講座「森林と樹木のサイエンスシリーズ」(有料)は、2020年度から開講、今季は3回目となります。

智頭の山人塾の山本福壽塾長は、2016年3月まで鳥取大学農学部の教授として、森林・林業に関わる人材や樹木医の育成にも努めてきました。

このシリーズでは、樹木医の山本真弓氏、また樹木に関する専門家の方々と共に、身近な話題から、専門的な情報まで、幅広くお伝えします。どなたでもご参加いただけますので、この機会にご一緒に学んでみませんか。

第1〜6回までの全講座を受講された方で、ご希望の方には、修了証を進呈いたします。
各講座ごとのお申込みも出来ます。詳細は、下記をご覧ください。

プレ講座

プレ講座は終了しました。全6回からなる本講座についてはこちらをご覧ください。


山本福壽塾長(ポンデローサマツ・アメリカ)

講座 プレ講座
(ミニ講義「侵入木本植物の問題」)
日時 2022年8月4日(木) 19:00~20:30頃
対象 森林と樹木に興味をお持ちの方でしたら、どなたでも。専門的な内容を学ぶことが出来ますので、樹木医・造園・土木・自然のしくみに関心のある方にもおすすめです。
受講料 無料
申込み 2022年8月4日(木)まで専用フォームからお申込みください。
参加方法 Zoom(ズーム)アプリを使用して、パソコン、タブレット、スマートフォンで受講します。初めて参加される方は、Zoomの使用方法、講座の流れ等を「オンライン講座の参加方法」に記載していますので、ご確認をお願いします。
重要情報・ご確認ください
申込みメールの送信直後に自動返信メールで、参加に必要な「ミーティングID」「パスコード」をお伝えします。自動返信メールが届かない場合は、お手数ながら、必ず事務局までメール(office @ yamahito-juku.com)でお問合せください。メールの設定によっては、迷惑メールフォルダーにふりわけられている場合もありますので、お問合せの前に、ご確認をお願いします。
備考 オンライン講座ですので、Wi-Fi環境での受講をお勧めします。通信料が発生した場合は、受講者様のご負担となりますのでご注意ください。


森林と樹木のサイエンスシリーズ 第3期

この本講座(全6回)は有料です。
参加には事前のお申し込みが必要です。

森林と樹木のサイエンスシリーズ(全6回・有料) 第3期生募集
講座 第1回 2022年8月18日(木) 19:00〜20:30頃(開場18:50〜)
水辺林の生態と役割
講師:崎尾均氏(Botanical Academy 代表、新潟大学名誉教授)
第2回 2022年9月15日(木) 19:00~20:30頃(開場18:50~)
樹⽊医の仕事とアーバンフォーレストの緑化活動
講師:有賀 一郎氏(サンコーコンサルタント㈱技師長、かながわ樹木医会前会長、現顧問、街路樹診断協会理事、樹木医6期生)
第3回 2022年10月20日(木) 19:00~20:30頃(開場18:50~)
高CO2環境への落葉樹の応答 ―実験的アプローチから-
講師:小池孝良氏(北海道大学 大学院農学研究院・研究員)
第4回 2022年11月17日(木) 19:00~20:30頃(開場18:50~)
乾燥地の樹木とその利用
講師:山中典和氏(鳥取大学乾燥地研究センター)
第5回 2023年1月19日(木) 19:00~20:30頃(開場18:50~)
シカ害の問題と防災
講師:藤⽊⼤介⽒(兵庫県⽴⼤学准教授)
第6回 2023年2月16日(木) 19:00~20:30頃(開場18:50~)
木材の材質とは何か?
講師:山本福壽氏(智頭の山人塾 /杣塾 塾長)
定員 40名程度
対象 森林と樹木に興味をお持ちの方でしたら、どなたでも。専門的な内容を学ぶことが出来ますので、樹木医・造園・土木・自然のしくみに関心のある方にもおすすめです。
申込み 全6講座一括申込み:2022年8月14日(日)まで専用フォームからお申込みください。
一部の講座のみの受講を希望される方は、それぞれの講座の開講日3日前までに、専用フォームからお申込みください。
受講料 1家庭につき 5000円(全6回分)
*学生割引:大学生の方は3000円(同)、備考欄に「大学生」とご記載ください。
お支払い方法
ゆうちょ銀行振込
●口座番号等の詳細情報は、お申し込み後に自動返信メール(a)でお知らせいたします。

8月15日(月)までに振込をお願いします。
●お申込み者名での振込みをお願いします。
●振込手数料はお申込者様にてご負担をお願いいたします。
●振込後には、申込後に送信される自動返信メール(a)に返信するかたちでお振込完了をお知らせください。

●全講座ではなく、一部の講座のみの受講を希望される方は、開講日3日前までに、申込フォームから希望する講座を選択いただき、送信してください。受講料は1講座ごとに1000円です。大学生の方は、4講座以上は学割で3000円です。振込は講座前日までにお願いします。
●受講者の都合による不参加の場合、返金は出来かねますのでご了承ください。
キャンセルについて 全6回をお申込みの方は、講座第1回目前日(8月17日)までのご連絡でキャンセルを承ります。講座第1回目当日(8月18日)以降のキャンセルは承ることができません。
また、一部の講座のみをお申込みの方は、講座当日のキャンセルは承ることができません。日程をご確認の上、ご検討ください。
返金にかかる振込手数料は、お申込者樣のご負担となりますので、あらかじめご了承ください。
参加方法 Zoom(ズーム)アプリを使用して、パソコン、タブレット、スマートフォンで受講します。初めて参加される方は、Zoomの使用方法、講座の流れ等を「オンライン講座の参加方法」に記載していますので、ご確認をお願いします。
重要情報・ご確認ください
申込みメールの送信直後に自動返信メールで、参加に必要な「ミーティングID」「パスコード」と「受講料の支払い方法」をお伝えします。自動返信メールが届かない場合は、お手数ながら、必ず事務局までメール(office @ yamahito-juku.com)でお問合せください。メールの設定によっては、迷惑メールフォルダーにふりわけられている場合もありますので、お問合せの前に、ご確認をお願いします。
修了証 全6回に出席された方には、年度末までに「修了証」をメール、または郵送でお届けします。
備考 ●講義資料は、事前・当日・講座終了後のいずれかで配布する場合もあります。ご都合により欠席の場合、動画・音声の提供、また返金は出来ませんので、お申込みの際は、日程を十分にご確認いただき、ご検討の程お願いします。資料の提供は出来る場合もありますので、必要な方はご連絡ください。
●オンライン講座ですので、Wi-Fi環境での受講をお勧めします。通信料が発生した場合は、受講者様のご負担となりますのでご注意ください。
●やむを得ない状況で開催日・講師・内容が変更になる場合は、事前にご連絡致します。ご了承のほど、お願いします。

講座のお申し込みはこちらから

講座の内容

第1回「水辺林の生態と役割」

日本に分布するさまざまな水辺林(渓畔林・河畔林・湿地林)の構造、更新、役割等についての解説とともに、それらの構成樹種の生活史について水辺の自然攪乱との関係を示す。また、水辺林の保全・再生・修復に関しても研究事例を紹介する。


屋久島宮之浦川のサツキ群落(写真提供:崎尾均氏)


秩父大山沢のシオジを優占種とする渓畔林(写真提供:崎尾均氏)

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第2回「樹⽊医の仕事とアーバンフォレストの緑化活動」

樹海の中の高層住宅サンシティの樹々は、町と人と共に加齢し、樹海=アーバンフォレストのケアは住民ボランティアが行ってきた。講師は50年にわたり設計・工事・樹木育成指導に携わり、住民と共に活動を続けてこられた。講座では、その経緯やエピソードについて紹介する。


(写真提供:有賀 一郎氏)


(写真提供:有賀 一郎氏)

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第3回「高CO2環境への落葉樹の応答 ―実験的アプローチから-」

小池先生より「大気中のCO2増加が森林樹木に及ぼす影響を実験的に調べた。しかし個体の成長は期待するほど増えなかった。一方、森林はCO2に次ぐ温室効果ガスであるメタン(CH4)の消費源でもある。森林を手入れしないままに放置するとメタンの排出源に変わる恐れがある。間伐を急ぐ必要がある。」


北大開放系CO 2付加施設(写真提供:小池孝良氏)

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第4回「乾燥地の樹木とその利用」

乾燥地は全陸地面積の41%を占め、世界人口の34.7%が暮らしている。そこには乾燥地の自然環境に適応したユニークな樹木も数多く生育している。講義では乾燥地の自然や乾燥地樹木の生態や生理、そして人々の暮らしとの関りについて紹介する。


アラビアガムの採取法(写真提供:山中典和氏)


中国内蒙古自治区クブチ砂漠での緑化(写真提供:山中典和氏)

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第5回「シカ害の問題と防災」

近年、増えすぎたシカの食害によって、森林の下層植生が消失したり、森林の再生が阻害されたりしている。本講座では、シカの食害が、森林のもつ防災機能の低下を引き起こす事例を紹介するとともに、適切な管理のために必要な方策について伝える。


平成16年台風23号風倒跡地における山腹崩壊(写真提供:藤⽊⼤介氏)


淡路島の広葉樹林(写真提供:藤⽊⼤介氏)

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第6回「木材の材質とは何か?」

適材適所という言葉がある。古来、木材はそれぞれの樹種がもつ固有の性質に応じ、さまざまに使い分けられてきた。では、そのような材質はどのような仕組みで決まるのだろうか。今回はそれについて解説する。


姫路城の柱(写真提供:山本福壽氏)

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