カテゴリー: 塾長コラム

因州黄連

オウレンは北海道南西部、本州、四国に分布しており、キクバオウレン、セリバオウレン、コセリバオウレンなどの変種があります。智頭町に自生しているオウレンはセリバオウレンです。

渓畔林を考える

2018年7月の豪雨は、智頭町内を流れる千代川を大きな丸石だらけの荒涼とした風景にしてしまいました。

スギと日本人

この地域は「氷ノ山後山那岐山国定公園」の区域に指定されており、「遺伝資源保存林」として管理が行われています。つまり、芦津の奥山の沖ノ山スギ天然林は、屋久島にも匹敵する貴重な森林なのです。

クマとドングリ

秋になりますと、ツキノワグマの活動がエサを求めて活発になります。智頭町や若桜町を含む鳥取県東部にはツキノワグマが多く、推定では700頭ぐらい生息しているのではないかと考えられています。

地球環境と林業

森林の二酸化炭素吸収は、ほんとうに地球を救えるのでしょうか。ここで地球の二酸化炭素と森林についてちょっとした計算をしてみましょう。

獣害とジビエ

近ごろ、日本中で獣害が大きな問題となっています。特にシカによる森林被害が顕著で、29年度版の森林白書では、森林獣害の77%、6000ヘクタールもの森林が食害を受けています。

世界の林業(5)無節のナラ材生産・オーストリア

無節材といえば、ヒノキの柱やスギの天井板などが思い浮かぶので、日本の専売特許のような気がします。ところがオーストリアなどのヨーロッパの林業地では、ナラ(ヨーロッパナラ・Quercus robur)の無節材の生産が行われています。